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京王杯スプリングカップ2018~注目馬〜

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2017/05/13 第62回 京王杯スプリングC(G2)

🐴レッドファルクス

 

安田記念の前哨戦!サトノアレスG1馬の意地を見せる!グレーターロンドンそろそろ復調?セイウンコウセイ距離延長はプラス!

 

第63回 京王杯スプリングカップ(G2)

東京競馬場  芝・左 1,400m

4歳以上 国際 牡・牝 指定 別定 

 

≪京王杯スプリングカップ(G2)レース展望≫

 

6月に控える安田記念の前哨戦として位置づけられています。2017年はレッドファルクスが重馬場を苦にせず、快勝し、安田記念でも上位でゴールしました。梅雨を迎える時期に行われる重賞のため、天気があまり良くないことが多いレースで、馬場状態をいかに掴めるかが馬券的中のカギとなりそうです。今年はややメンバーが手薄な印象を受けますが、朝日杯フューチュリティステークス(G1)を2歳時に勝利したサトノアレスやマイルでは以前敵なしであったグレーターロンドン、2017年高松宮記念勝ち馬セイウンコウセイなど豪華な顔触れとなりそうです。

 

≪想定オッズ≫

 

①人 サトノアレス     4.0

②人 ダンスディレクター  4.3

③人 グレーターロンドン  5.7

④人 セイウンコウセイ   8.4

⑤人 テオドール      10.3

⑥人 ビップライブリー   11.5

⑦人 シュウジ       13.2

⑧人 ダイメイフジ     15.4

⑨人 キングハート     16.9

⑩人 フィアーノロマーノ  18.2

 

≪出走馬分析≫

 

🐴サトノアレス

お忘れの方も多いかもしれませんが、2016年朝日杯フューチュリティステークス(G1)を勝利したG1馬です。もともとマイルに適性のあるタイプで、使えるレースがいくつかありましたが東京開催にこだわって、京王杯スプリングカップ(G2)を使ってきます。もちろん目標は安田記念(G1)です。前走は負けて強しの内容だったので勝機は十分ありそうです。

 

🐴ダンスディレクター

シルクロードステークス(G3)を2連覇中のスプリンターです。G2でも好走することが出来ますが、2着が精一杯でタイトルが獲れていないのが悔しいところでしょう。父アルデバランⅡの産駒として頑張っています。近走は高松宮記念(G1)4着とG1でも相手なりにやれることが分かってきたのでここでも人気しそうです。

 

🐴グレーターロンドン

500万下条件から5連勝で安田記念(G1)に出走し、4着と好走したことからいつも人気しますが裏切ってしまうのがこの馬です。毎日王冠(G2)でも3着と実力があるのですが、末にかけるタイプのため自分でレースを動かせないのが伸び悩みの原因でしょう。田辺騎手に戻って2戦目となりますが、どのような競馬を仕掛けてくるでしょうか?

 

🐴セイウンコウセイ

重馬場を得意とする馬で2017年高松宮記念(G1)勝ち馬です。アドマイヤムーンの後継者として名を馳せていましたが、2017年はG1勝利後大不振に陥りました。シルクロードステークス2着と復調気配で迎えた2018年高松宮記念(G1)ではハイペースを作りながらも6着と好走し、悪くない内容でした。雨が降ればこの馬を狙いましょう

 

🐴ビップライブリー

鋭い差し脚がハマれば面白いのがこの馬です。長い間100万下クラス、1600万下クラスにいたため、賞金は1億5,000万円程持っている馬主思いの馬です。近走は馬券絡みがありませんが、スプリント戦よりも距離が少し長い方が末脚を生かせると思います。

 

🐴シュウジ

スプリンターのイメージが強い馬でしたが、前走の東風ステークス(OP)を見る限り、マイルでも十分対応できそうです。若い時は行ったきりの競馬が多く、ためを作ることが出来なかったのですが、古馬になって後ろからでもレースが出来るようになりましたし、安田記念を見据えて直線では弾けて欲しいですね。 

 

≪チェックポイント≫

 

① 過去10年間では1番人気は全く買えない!4連敗中!

過去10年間の1番人気馬の成績を分析しますと、1着が1回(2013年ダイワマッジョーレ)のみで、2着が0回、3着が1回、そして4着以下が8回という崩れっぷりです。別定戦で、実績がある馬は58kgを背負わされることもあります。それでも、2011年2着シルポート、2017年3着ジョーカプチーノなど種牡馬になるレベルの馬はそれくらいの斤量でも上位に食い込んできます。このレースから何頭が種牡馬になれるかは分かりませんが、1番人気の見極めが重要になることは間違いありません

 

 1番人気(想定):サトノアレス、ダンスディレクターなど

 

② 短距離なのに実は○○枠が狙い目?でも○○すぎると割引!

過去10年間の1着馬の成績を分析しますと、10頭中7頭が6枠または7枠でした。残り3頭は1頭が3枠、もう2頭が5枠と、5枠、6枠、7枠だけで1着馬の9割を占めていました。しかしながら、未だに過去10年の間に8枠の馬は1頭も馬券に絡んでいません。最後に馬券に絡んだのが2007年2着のシンボリエスケープですから、11年前のことになります。意外に内枠が強くないことと、外枠が比較的強いこと、さらに8枠まで行くとマイナスであることの3点をおさえておきましょう。

 

真ん中より外目の枠:5枠、6枠、7枠

 

③ 穴をあけるのは前走○○組!いまや種牡馬になっている馬も同じローテ!

3連単では一度も4ケタ配当がなく、たまに6ケタも行くという荒れがちなレースです。原因は2つあると考えています。まずは、上位人気馬がそれほど強くないことです。それに加えまして、昇級戦の馬が頑張るということ、この2点です。穴をあけるのは昇級戦の馬です。過去には2009年1着スズカコーズウェイ(8番人気)、2011年1着ストロングリターン(4番人気)などがそれぞれ昇級戦としてこのレースを迎え、見事勝利を収め、いまや種牡馬として成功しつつあります。前走1600万下戦を勝利してきた勢いに乗る馬には注意が必要です。

 

前走1600万下:リライアブルエース、フィアーノロマーノ

 

≪血統の小ツボ≫

 

短距離界で種牡馬として成功しているのがキンシャサノキセキです。東京芝1,400mの回収率では人気を背負いながら負けるパターンが多く、100%超えとはなりませんが、キンシャサノキセキの父フジキセキの回収率は100%を超えています。恐らくこれはイスラボニータの影響があると思います。そんなキンシャサノキセキ産駒からシュウジをピックアップします。意外にも父キンシャサノキセキ×BMS Kingmamboという配合パターンで成功しているのはシュウジだけです(他の馬はシュウジを見習って配合した可能性あり)。Kingmamboはミスタープロスペクター系で、Northern Dancerも持ちます。その結果、Northern Dancer5×5が生じます。これでより日本の馬場に適応できるようになっただけでなく、Lypardのクロスを牝系から補うことでマイル、もしくはそれ以下の距離に適性を見出したのだと思います。1,400mはもちろん適応距離で瞬発力を十分に発揮できると思いますし、東京コースはこの馬にとってプラスに働くでしょう。

 

⇒ シュウジ キンシャサノキセキ産駒で回収率アップを狙え!

 

≪注目馬≫

 

◎🐴サトノアレス

東京競馬場の芝1,400mはディープインパクト産駒の好走が目立ちますが、そこまで回収率が高くないのが悩みの種といったところでしょうか。サトノアレスは朝日杯フューチュリティステークス(G1)を勝利したG1馬ということを忘れてはいけません。クラシックでは皐月賞(G1)に出走し11着に敗れています。個人的にこの馬はコーナリングがそれほど上手でない印象を受けます。ですから、2,000mなどコーナーが4つあるようなコースでは脚を溜められないため惨敗してしまいます。そういう意味ではコーナーが2つしかない東京コースはマイルでも好成績を収めており、4戦して1勝、2着2回と相性抜群です。出来れば乾いた馬場でレースをしたいですね。