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第78回 皐月賞(G1)
中山競馬場 芝・右 2,000m
3歳 国際 牡・牝 指定 オープン
≪皐月賞(G1)レース展望≫
ダノンプレミアムが圧倒的な強さを誇り、弥生賞を制しました。やはり朝日杯フューチュリティステークス(G1)王者はここでもかなりの人気になりそうでしたが、まさかの回避…。そうなりますと、注目度が高いのはキタノコマンドールです。DMMバヌーシー初年度からクラシックに参戦するという快挙を成し遂げました。良血馬ワグネリアンやロードカナロア産駒のステルヴィオなども一強ムードを何としても断ち切りたいところでしょう。クラシック1戦目から目が離せません!
≪想定オッズ≫
①人 キタノコマンドール 5.1
②人 ワグネリアン 5.4
③人 ステルヴィオ 6.7
④人 エポカドーロ 7.3
⑤人 ジャンダルム 8.6
⑥人 タイムフライヤー 14.6
⑦人 オウケンムーン 15.1
⑧人 サンリヴァル 16.8
⑨人 グレイル 20.5
⑩人 ジェネラーレウーノ 21.9
≪出走馬分析≫
🐎ダノンプレミアム
4戦しかしていませんが、重賞を早くも3勝している能力の高い馬です。トライアルの弥生賞では2,000mへの適性が疑問視されていましたが、それを払拭する快勝でした。今回も人気をかなり集めそうです。(※出走を回避しています)
🐎キタノコマンドール
名付け親は世界の北野武監督であったことからも注目を集めたDMMバヌーシーの持ち馬です。すみれステークス(OP)では捲り気味に3コーナーから進出を開始すると、他馬を寄せ付けない圧勝でした。ここ2戦どちらも上がり最速をマークしていますし、瞬発力を生かせる展開になれば怖い存在でしょう。
🐎ワグネリアン
ディープインパクト、ブロードアピール、キングカメハメハと歴代の名馬が血統表にずらりと並ぶ超がつくほどの良血馬です。休み明けの前走でしたが、しっかりと上がり最速をマークし、ダノンプレミアムに迫りましたが、2着に終わりました。叩いた上積みが見込めそうですし、逆転も視野に入れた方が良いかもしれません。
🐎ステルヴィオ
ロードカナロア産駒としてこの世代を牽引してきました。スプリングステークス(G2)では差し馬・追込馬を内に閉じ込めつつ、上がり最速をマークするという競馬の上手さも見られました。この世代でなければ間違いなく皐月賞1番人気だったと思います。
🐎エポカドーロ
こちらは新種牡馬オルフェ―ヴルの産駒です。前走のスプリングステークス(G2)では、逃げ馬の番手をしっかりキープし、直線で他馬を離しましたがステルヴィオにハナ差で敗れてしまいました。逃げてマイペースに持ち込むとそのまま…といった展開もありそうです。
≪チェックポイント≫
① もはや名伯楽の域!あの厩舎の馬が過去10年でかなり馬券に?
過去10年間の馬券内馬30頭を調べましたところ、7頭が池江泰寿厩舎の管理馬でした。2017年はアルアイン、ペルシアンナイトとワンツーを決めていますし、皐月賞とは非常に相性のいい厩舎です。2011年ダノンバラード(8番人気3着)、2017年アルアイン(9番人気1着)など複数出走させたときは人気があまりない方の馬も馬券に来ることが多く、配当的にも妙味がありそうです。
⇒ 池江泰寿厩舎所属:キタノコマンドール、ジャンダルム
② ここ最近の流行は共同通信杯組!回収率でも抜群の数字を叩き出している!
過去10年間の皐月賞1着~3着馬のステップレースを分析しますと、1着の回数がトップだったのが共同通信杯組でした。4勝は2012年ゴールドシップ(4番人気)、2014年イスラボニータ(1番人気)、2015年ドゥラメンテ(2番人気)、2016年ディーマジェスティ(6番人気)と、ここ5年に限定しますと、単勝回収率は800%とかなり美味しくなっています。2017年はスワ―ヴリチャードが6着に敗れましたが、右回りが苦手でしたので、2018年は共同通信杯組が穴を開けてくれるでしょう。
⇒ 共同通信杯組:オウケンムーン、サトノソルタス、グレイル
③ やはり3歳は若駒ぞろい!前走どういった競馬をしたかもしっかり押さえておく!
3歳馬同士の対決でどの馬も幼いことには変わりありません。歓声でテンションが上がりすぎる馬もいますし、走ることに集中できない馬もいます。それをステップレースで判断できるのが皐月賞です。もともと逃げる戦法を得意とする馬がステップレースで控える競馬をしていた時は皐月賞でよく馬券に絡んでいるので注意が必要です。折り合いを重視してステップレースでは控える形を馬に慣れさせ、本番では逃げるという戦法はマークされにくく人気の盲点にもなりやすいようです。2014年3着ウインフルブルーム(8番人気)、2015年3着キタサンブラック(4番人気)、2017年クリンチャー4着(13番人気)と逃げ馬が好調です。2018年も前走控えた逃げ馬に注目しましょう。
⇒ 前走控えた逃げ馬:エポカドーロ
≪血統の小ツボ≫
※このレースはほとんどディープインパクト産駒が馬券に絡んでいるため特筆すべき傾向は見られませんでした。しかしながら、昨年はハービンジャー産駒のペルシアンナイト、ルーラーシップ産駒のダンビュライトがそれぞれ2着、3着、に来ており、今年も新種牡馬には注目する必要がありそうです。ロードカナロア産駒、オルフェ―ヴル産駒は積極的に狙ってもいいと思います。
⇒ ロードカナロア産駒:ステルヴィオ
⇒ オルフェ―ヴル産駒:エポカドーロ
≪注目馬≫
🐎キタノコマンドール
ダノンプレミアムは前走の勝ちっぷりを見る限り、明らかに世代トップクラスですし、同じ弥生賞からはあまり推奨したくないと思わせるレースっぷりでした。すみれステークスではこの馬だけが上がりを33秒台にまとめてゴールしましたし、DMMバヌーシーの持ち馬ということで会員が多く、単勝オッズはある程度の人気が見込まれますが、ダノンプレミアムに対抗できる貴重な存在として◎本命に推奨したいと思います。また、すみれステークスの2分11秒7という時計は昨年のクリンチャーの勝ちタイムより3秒ほど早いタイムで馬場が改善されたのもありますが、1989年以来最速のタイムでした。ここは積極的に狙っていきましょう。ダノンプレミアムの回避で、こちらが1番人気になる可能性もありますが、前走の勝ち方はやはり強すぎました。ここでは間違いなく主役です。
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