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第27回 アーリントンカップ(G3)
阪神競馬場 芝・右 1,600m
3歳 国際 牡・牝 特別指定 別定 馬齢
≪アーリントンカップ(G3)レース展望≫
2018年から新たにNHKマイルカップ(G1)、安田記念(G1)へのステップレースとして設定されています。どの馬も3着以内を目指して、優先出走権を獲得したいところでしょう。朝日杯3着のタワーオブロンドン、毎日杯では少しエンジンのかかりが遅かったインディチャンプ、条件戦の勝ち方が強かったパクスアメリカーナなど好メンバーが揃いました。未来のマイラーがここから誕生します。2017年のペルシアンナイトに続く馬が出て来るかどうかに注目しましょう。
≪想定オッズ≫
①人 タワーオブロンドン 2.8
②人 インディチャンプ 4.6
③人 サンラモンバレー 10.3
④人 エアアルマス 10.8
⑤人 ラセット 11.7
⑥人 パクスアメリカーナ 12.9
⑦人 ピースユニヴァース 13.4
⑧人 ダノンスマッシュ 15.3
⑨人 ティーカラット 21.8
⑩人 レッドヴェイロン 25.0
≪出走馬分析≫
🐎タワーオブロンドン
馬主名を変えて早速G1を制覇したゴドルフィンの馬で、Raven's Pass産駒です。父はマイル、オールウェザー2,000mでG1を2勝した馬で、アイルランドで種牡馬入りしています。この馬もそれを引き継いでマイルへの高い適性を示していますし、京王杯2歳ステークス(G2)では他馬と格の違いを見せつけています。
🐎インディチャンプ
毎日杯では上がり最速を使うことが出来ましたが、3着に敗れました。ペース的にもあまり遅くはなく、少し流れたのですが、馬場があまり荒れていないせいか、前もある程度止まらない展開になってしまいました。前走は少し間隔があいていましたし、叩いた上積みは十分見込めそうです。
🐎サンラモンバレー
牝系をたどりますと、ディアドラ、ロジユニヴァース、ルミナスポイントなど豪華な顔触れが揃う良血馬です。ギアチェンジが非常に優れており、3秒近い早いラップで終いをまとめることが出来ます。ここは通過点といったところでしょうか。
🐎エアアルマス
父はマジェスティックウォリアーということで、ダート向きのイメージが強いですが、芝のデビュー戦で2着、未勝利戦では2着に0.7秒もの差をつけての圧勝でした。前走が12月ということで休み明けが気になります。
🐎パクスアメリカーナ
こぶし賞(500万下)ではケイアイノーテックに上がり最速の脚を見せつけて快勝でした。負かした相手が強いだけに、実力はかなりのものでしょう。全姉がホエールキャプチャであり、母親にとっては久しぶりの牡馬で、かなり期待が持てそうです。
≪チェックポイント≫
① 1番人気は信用できない?極端な成績が並ぶ過去10年間!
過去10年間の1番人気馬の成績を見ますと、1着が3回、2着1回、3着0回、4着以下が6回とあまり信頼できないデータになっています。しかしながら、過去5年間に限定しますと、1着が3回あります。2013年コパノリチャード、2014年ミッキーアイル、2017年ペルシアンナイトとG1を制覇する実力のある馬は人気をしていても裏切りませんでした。今年はタワーオブロンドンの見極めが馬券的中のカギとなりそうです。
⇒ 1番人気馬:タワーオブロンドン
② 朝日杯組弱し!買えるのは前走500万下で1着だった馬!…
意外にもアーリントンカップは前走朝日杯フューチュリティステークス組からは勝ち馬が出ていません。2017年レッドアンシェルも2着が精一杯で、過去10年間で実に0勝、2着3回、4着以下が9回と人気ほど好走していないという現状です。500万下条件戦組、こぶし賞組の方が安定しています。500万下条件で1着でない馬はこのレースは厳しいので馬券から外した方が良いでしょう。2017年までは2月に行われていたため、シンザン記念組が馬券の中心でしたが、今年はそのデータは使えないので注意しましょう。
⇒ 前走500万下で1着:サンラモンバレー、パクスアメリカーナ
③ サンデーサイレンス系の馬が面白い!今年は妙味たっぷりか?
過去5年間の馬券内馬15頭を分析しますと、全ての馬にサンデーサイレンスの血が入っていました。2017年優勝したペルシアンナイトはハービンジャー産駒ですが、母系にサンデーサイレンスが入っています。2018年は外国血統の馬が多く、サンデーサイレンスの血が入っている馬には大きなチャンスとなりそうです。
⇒ サンデーサイレンス系:サンラモンバレー、パクスアメリカーナ、
ラセット、ピースユニヴァース、
ティーカラット、インディチャンプ
≪血統の小ツボ≫
ここはサンラモンバレーに注目です。クロスの多さがポイントです。ミスタープロスペクター4×5、ヘイロー4×5、ヌレイエフ4×5、ノーザンダンサー4×5×5というかなり重厚なクロスです。父にロードカナロアを迎えたことにより兄弟と比べて距離適性は短距離にシフトしているようです。現段階ではこのクロスを持つ馬は大きな成功を収めていませんが、母方の3代目にサンデーサイレンスが入っていることにより、飽和状態にあるサンデーサイレンス系牝馬との配合も魅力的でしょう。将来性を考えて、この馬がG1を獲って種牡馬になると読み、青田買いで血統の小ツボから推奨します。
⇒ サンラモンバレー 種牡馬としての可能性にいち早く注目!
≪注目馬≫
🐎ピースユニヴァース
この馬を本命にしたのはタワーオブロンドンと対戦した京王杯2歳ステークス(G2)での走りを評価したからです。道中は最後方でレースを進め、タワーオブロンドンには上がりの脚では0.1秒負けましたが、同じ33秒台前半の上がりをマークしました。この馬は1,400mでの勝利が2つで、マイルへ対応できるかがカギとなりそうですが、中団でも、後方に置かれてもしっかりと長く良い脚を使うことが出来ます。3歳のマイルでいくらかペースは早くなると予想し、この馬に展開が向くと考え、◎本命としました。
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