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2018年プラス収支継続中です(^^)/

NHKマイルカップ2018~注目馬〜

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2017/05/07 第22回 NHKマイルカップ(G1)

🐴アエロリット

 

タワーオブロンドン海外視野にここは通過点!ケイアイノ-テック乗り替わりも東京コース◎!テトラドラクマ、ミスターメロディと主役多しで荒れ模様のレースをデータで的中させる!~

 

第23回 NHKマイルカップ(G1)

東京競馬場  芝・左 1,600m

3歳 オープン 国際

牡57kg 牝55kg  馬齢 

 

≪NHKマイルカップ(G1)レース展望≫

 

いよいよ東京競馬場を舞台にG1が続きます。3歳マイル頂上を決める戦いです。あのキングカメハメハがこのレースを勝利し、ダービーに向かうという変則ローテーションが生まれたレースとしても有名です。今年は、タワーオブロンドンが中心となるでしょう。馬主もゴドルフィンと名称を変えてから好調が目立ちますし、いま一番勢いがあると思います。対抗するのはケイアイノ-テック、テトラドラクマ、ミスターメロディなど予想が難しそうなメンバーが揃いました。ディープインパクト産駒不振と言われている3歳世代ですが、勢力図にも注目しながらレースを楽しみましょう!

 

≪想定オッズ≫

 

①人 タワーオブロンドン 2.8

②人 ギベオン      5.7

③人 テトラドラクマ   8.1

④人 パクスアメリカーナ 9.1

⑤人 プリモシーン    12.0

⑥人 カツジ       12.1

⑦人 ミスターメロディ  14.1

⑧人 ケイアイノ-テック 14.9

⑨人 レッドヴェイロン  23.0

⑩人 ルーカス      34.5

 

≪出走馬分析≫

 

🐴タワーオブロンドン

朝日杯フューチュリティステークス(G1)では2番人気に推され3着と、能力の高さを見せました。もともとマイルでのレースを目標に調整してきた馬で、皐月賞(G1)へは向かわず、NHKマイルカップ(G1)に焦点を絞っていました。陣営はこのレースの結果次第でイギリスのアスコット競馬場で行われるレースに登録するということで、期待されている馬の1頭です。東京コースでは京王杯2歳ステークス(G2)を走り、強すぎる勝ち方をしましたので、人気に推されること間違いなしです。

 

🐴ギベオン

母父Ghostzapperのディープインパクト産駒です。今年に入り500万下クラスを突破し、3月には毎日杯(G3)で日本ダービーの主役候補ブラストワンピースの2着に入っています。好調の藤原厩舎所属ですし、怖い存在です。東京競馬場とディープインパクト産駒の相性が良いので、相手が強くなっても割り引く必要はなさそうです。

 

🐴カツジ

ニュージーランドトロフィー(G2)では、実力馬のケイアイノ-テックを交わし1着となった、岡田スタッド産のディープインパクト産駒です。きさらぎ賞(G3)のときにはプラス14kgという緩さがありましたが、前走でしっかり馬体を絞り見事1着を勝ち獲っています。しかしながら前走しっかり仕上げただけに、馬に負担がかかっていそうな心配はあります。

 

🐴ケイアイノ-テック

武豊騎手の予定でしたが、騎乗停止のため藤岡佑介騎手への乗り替わりが発表されました。クリンチャーと逆パターンの乗り替わりで競馬ファンの間で話題になっています。母は9勝を挙げたケイアイガーベラでダートを主に走りましたが、ケイアイノ-テックは芝で開花しました。しっかりとした末脚を使うことが出来るので、東京競馬場は初めてですが、むしろ良い方に向くと思います。

 

🐴ミスターメロディ

ダートで4戦2勝2着2回という馬でしたが、初めて使った芝のレースが重賞のファルコン賞(G3)でした。馬と馬との間に置き、しかもややスローペースだったのが良かったかもしれません。瞬発力に優れるタイプではないかもしれませんが、ジワジワと良い脚を使えるので、期待してみましょう。

 

🐴パクスアメリカーナ

条件戦に回ってきたケイアイノ-テックをあっさりと負かしてしまったのがこの馬です。デビューから5戦しましたがすべて芝のマイル戦です。アーリントンカップ(G3)では直線あっと思わせましたが、キレの差でタワーオブロンドンに負けてしまいました。東京に舞台を移してリベンジを誓います。

 

≪チェックポイント≫

 

① 抜群の安定感を誇る1番人気!過去10年間で脅威の6勝!

過去10年間の1番人気馬の成績をみますと、実に6頭が1着という驚異の成績でした。マイルを制する馬は競馬を制するではないかもしれませんが、種牡馬としての価値もアップしますし、人気を裏切らないのは好材料です。しかし、1着が6回あるのに対しまして、馬券外が4回というのは少し注意したいです。2017年1番人気のカラクレナイは17着と大敗していますし、見極めが重要になってくるでしょう。

 

 1番人気馬:タワーオブロンドン

 

② 「死に枠」に注意せよ!◯◯色の帽子は買わないに限る!

今年で23回目を迎えるNHKマイルカップですが、枠に攻略の秘密が隠されていました。第1回からなんと6枠の馬が1度も連対していません。2017年も5番人気ミスエルテが7着、16番人気オールザゴーが5着と頑張りましたが、やはり3着にも届きませんでした。2012年3着のクラレントが最高着順で、その時の人気は15番人気とかなりの穴馬でした。人気していれば注意が必要ですし、人気をしていなければ逆に狙ってみるのもアリかもしれません。

 

緑色の帽子に注意:6枠の馬

 

③ 前走ニュージーランドトロフィ―組の攻略法を教えます!

ステップレースとしてメジャーな路線として、ニュージーランドトロフィー(G2)があります。中山競馬場でのレースということもあり、東京競馬場のマイルコースと似ているかと言われますと、全く似ていません。東京コースは最後の直線が長く持続力がどちらかといえば必要とされますが、中山コースは最後の急坂を駆け上がることのできる瞬発力が必要となります。つまり、まったく適性が異なるのです。それが証拠に、ニュージーランドトロフィー1着馬は過去10年間で2012年1着のカレンブラックヒルを除けば、4着以下が9回と惨敗中です。それに比べますと、ニュージーランドトロフィー3着馬は過去10年間で1着2回、3着1回、4着以下7回とむしろ3着馬の方が買えるデータになっていることをアタマに入れておきましょう。

 

ニュージーランドトロフィー1着:カツジ

ニュージーランドトロフィー3着:デルタバローズ

 

≪血統の小ツボ≫

 

フェアリーステークス(G3)で1番人気の支持を集めるも6着に敗れ、続くクイーンカップ(G3)で1着になり、桜花賞をパスし、NHKマイルカップに出走することを早くから目標にしてきたテトラドラクマの血統に注目します。父は近年コンスタントに勝ち馬を送り出しているルーラーシップです。母はリビングプルーフで短距離(1,000~1,200m)をメインに走り、3勝を挙げました。その母のプルーフオブラヴはスプリントからマイルで大活躍したシーキングザパールの半妹です。牝系を見ますと、1,200~1,600mで活躍する馬が多く、芝。ダート両方で活躍馬が輩出されています。日本競馬で活躍する馬が少ないシアトルスルーのクロスがありますが、母母父がサンデーサイレンスということもあり、瞬発力の面では劣らないでしょう。父が非サンデー系×母父ファルヴラブの血統は皐月賞4着のステルヴィオもそうです。2,000mまで行きますと長いかもしれませんが、マイルには適性が高い血統だと個人的に考えています。さらにこれを後押しするように、父ルーラーシップ×母母父サンデーサイレンスの配合からは阪神ジュベナイルフィリーズ、チューリップ賞、桜花賞とマイルで活躍中のリリーノーブルがおり、確実にマイルへの適性は高いでしょう。

 

⇒ テトラドラクマ マイルの新黄金配合!父ルーラーシップにG1を!

 

≪注目馬≫

 

🐴ミスターメロディ

父Scat Daddyは2004年生まれでしたが、2015年に11歳の若さでこの世を去ってしまいました。活躍馬がなかなか出ず、種付料も300万円から100万円に下がりましたが、産駒が1つG1を勝利してからは注目を浴び、チリで供用された際は「チリのガリレオ」とさえ言われたそうです。短距離~中距離で活躍した馬らしく、ミスタープロスペクターのクロスがあります。父父は日本でも若くから活躍馬の多いヨハネスブルグで、馬場への適応は全く問題ないでしょう。好位追走から直線では鋭い末脚を披露するレースが得意な馬です。東京競馬場のマイルコースであれば、さらに強さを発揮できるでしょう。将来性も含めまして注目している馬の1頭です。