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阪神牝馬ステークス2018~マイルで才能開花のリスグラシューvs絶対女王ソウルスターリング!実力をつけてきたミスパンテール、G1馬アドマイヤリードなど混戦の1戦!~

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第61回 阪神牝馬ステークス(G2)

阪神競馬場 芝・右 1,600m

4歳以上 国際 牝 指定 別定

 

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≪阪神牝馬ステークス(G2)レース展望≫

 

ヴィクトリアマイルへ向けた牝馬の戦いが阪神を舞台に繰り広げられます。マイルへの適性の高さを示したリスグラシュー、ここに来てマイル路線へ切り替えたソウルスターリング、そして着実に力をつけてきているミスパンテール、そして昨年のヴィクトリアマイル女王アドマイヤリードなど好メンバーが揃いました。G2ですが、メンバー的にはG1でもおかしくないようなメンバーですので、難しいレースになりそうです。

 

≪予想オッズ≫

 

①人 リスグラシュー   3.4

②人 ソウルスターリング 3.7

③人 ミスパンテール   4.1

④人 アドマイヤリード  9.5

⑤人 ラビットラン    10.2

⑥人 ミエノサクシード  11.7

⑦人 ミリッサ      13.1  

⑧人 ジュールポレール  14.2

⑨人 メイズオブオナー  14.7

⑩人 レッドアヴァンセ  15.6

 

≪出走馬分析≫

 

🐎リスグラシュー

クラシックでは桜花賞2着、秋華賞2着とシルバーコレクターと言われることも多かった馬が前走は牡馬を蹴散らし、マイル戦線を牽引する存在にまで成長しました。ハーツクライ産駒でこれからの成長力にも期待がかかる1頭です。

 

🐎ソウルスターリング

桜花賞3着ののち、オークスを制覇し、その後は古馬との戦いを選択しましたが、思うように行かず、ジャパンカップも7着と近走安定していません。桜花賞も3着が精一杯だったようにマイルへの適性があるかどうかは疑問が残ります。

 

🐎ミスパンテール

チューリップ賞2着と好走し、桜花賞はかなり期待されましたが、使い詰めの疲れが出たせいか思ったような結果は出せませんでした。ローズステークスで1回使った後は好調そのもので、目下3連勝、うち2勝は重賞ですので相当な力をつけてきたと思います。

 

🐎メイズオブオナー

クラシック出走はなりませんでしたが、ローズステークスを使い、条件戦で勝利した後はいきなり愛知杯へ出走しました。50kgと軽ハンデに恵まれましたが、5着に好走し、前走の1600万下戦では危なげない走りで快勝しました。上がりの脚は良いものがあります。

 

🐎ワントゥワン

善戦が目立つ馬です。条件戦でコツコツ賞金を加算し、やっとオープンに復帰しました。これまでに上がり3位以内の脚を使えなかったレースはなく、末脚が鋭い1頭です。展開に注文はつきますが、前が流れると一気に交わしてしまうでしょう。

 

≪チェックポイント≫

 

① 穴としては○○番人気が有力!馬券に絡まなくても上位には食い込んでくる!

過去10年間の7番人気馬の成績は1着1回、2着2回、3着1回、4着以下6回と比較的好走が目立ちました。4着以下6回のうち、2回は4着ですので、人気よりも上位の着でゴールしているということになります。成績的には1番人気とそう大きな変わりはありませんので、配当的にも妙味がある7番人気を積極的に狙っていきましょう。

 

 7番人気馬(想定):ミリッサ、ジュールポレール、メイズオブオナーなど

 

② 近年はディープインパクト産駒が好調!母父はニアークティック系でさらに◎!

過去10年間の馬券内馬の血統背景を分析しますと、近年はディープインパクト×母父ニアークティック系の組み合わせが多くなっていました。母父ニアークティック系に該当するのはCaerleon、ホワイトマズル、フレンチデピュティなどです。登録の段階ではディープインパクト産駒が3頭と少なめですが、血統の後押しは十分ありそうです。

 

好成績のディープ×母父ニアークティック系:

 ジュールポレール、レッドアヴァンセ、ワントゥワン

 

③ オリンピックイヤーに強い逃げ馬!2018年もオリンピックイヤー?

まずはこちらをご覧ください。2008年(北京)エイジアンウインズが逃げて1着、2012年(ロンドン)クインズバーンが逃げて1着、2016年(リオデジャネイロ)はスマートレイアーがやはり逃げて1着と夏季オリンピック時に逃げ馬が好走しています。一方で冬季オリンピック時は、2010年(バンクーバー)は逃げたショウナンラノビアが5着、2014年(ソチ)の際は逃げたクロフネサプライズが8着と、馬券絡みはありませんでした。今年は2018年で平昌オリンピックがありましたから、逃げ馬は割引が必要かもしれません。

 

逃げ馬:クインズミラーグロ

 

≪血統の小ツボ≫

 

※チェックポイントの②をご覧ください。

 

≪注目馬≫

 

🐎ミエノサクシード

2017年は1年間1600万下クラスでの戦いとなりました。以前はマイルへの適性はそこまで高くなく、伸びてはいるもののエンジンのかかりが遅いタイプで、掲示板を外さないものの1着が遠いという競馬でした。近走はマイルでも堅実に差し脚を伸ばせていますし、ここ2走は33秒台前半の上がりタイムを記録しています。阪神コースとの相性も良いですし、休み明けで人気を下げているのであれば狙ってみましょう。 

 

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