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福島牝馬ステークス2018予想

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前走逃げ切りカワキタエンカ上々の仕上がり!フロンテアクイーン回避で2着以下は混戦模様?レイホーロマンスそろそろバレてきた実力の高さ!牝馬たちの熱い戦いをしっかりデータで見極める!~

 

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第15回 福島牝馬ステークス(G3)

福島競馬場  芝・右 1,800m

4歳以上 オープン 国際 牝 指定 別定 

 

≪福島牝馬ステークス(G3)レース展望≫

 

多くの出走特別登録馬が中山牝馬ステークス(G3)を走っており、位置づけが決まっているのでは?とされる今年の福島牝馬ステークス(G3)ですが、少しでも賞金を加算して体調面に不安を残さないのであればヴィクトリアマイル(G1)を目指している馬もいるでしょう。6月開催の阪神ではマーメイドステークス(G3)もありますが、数少ない牝馬重賞ですので、どの馬も目一杯仕上げて来るでしょう。福島競馬場100周年の最初の重賞を飾る馬はどの馬でしょうか?

 

≪想定オッズ≫

 

①人 カワキタエンカ   4.2

②人 トーセンビクトリー 4.9

③人 レイホーロマンス  6.8

④人 ゲッカコウ     10.2

⑤人 ワンブレスアウェイ 11.8

⑥人 ブラックオニキス  13.6

⑦人 キンショーユキヒメ 15.7

⑧人 エンジェルフェイス 16.4

⑨人 ノットフォーマル  20.1

⑩人 ロッカフラベイビー 30.4

 

≪出走馬分析≫

 

🐎カワキタエンカ

もともとはクラシックでも主役候補に挙がった馬で、桜花賞(G1)7着、秋華賞(G1)5着と世代上位の実力を見せていました。古馬と初めての対戦となった洛陽ステークス(OP)では休み明けで逃げた分10着と大敗しましたが、叩いた上積みがあった前走では見事に逃げ切り、重賞初制覇を飾っています。

 

🐎フロンテアクイーン

ここ5戦は1600万下条件戦が3戦、G3を2戦と戦ってきていますが、レベルの高いところで安定しており、5戦中2着4回、3着1回と馬券に大きく貢献しています。もともとマイルが得意な馬で、中山マイルでは好走が目立ちますが、4番人気で迎えた2017年の福島牝馬ステークス(G3)では2着に入線しており、走りに幅が出てきたことを示しています。(※心房細動のため回避が発表されました)

 

🐎トーセンビクトリー

2017年夏の札幌開催のクイーンステークス(G3)ではアエロリットに次ぐ2着で実力があることを示しましたが、その後はG1やG2を戦うも最高着順は掲示板確保の5着が精一杯といったところです。初めての小回りコースで新たな可能性を見出せると面白いかもしれません。キッカケ1つで大きく変わりそうな1頭です。

 

🐎レイホーロマンス

未勝利戦の勝利を最終的には中央で挙げることができず、名古屋で勝利を重ねた後中央に再び戻ってきました。1000万下を勝利し、飛び級で迎えた愛知杯(G3)では、11番人気ながら2着に好走し波乱を演出しました。さすがに1回だけだろう…と思っていましたが、前走中山牝馬ステークス(G3)では、9番人気3着と波乱を再び演出しました。さすがに実力があることはバレてしまったので馬券の妙味は無くなるでしょう。

 

🐎ゲッカコウ

マイルでもなく、2,000mでもない、1,800mが向いているのがゲッカコウです。どちらかといえば春や秋に好走するタイプではなく、夏のクラス編成後に積極的に買いたい馬です。脚質に幅があり、逃げてよし、差してよしといったところがありますが、自分でレースを作れない分割引が必要かもしれません。

 

🐎ワンブレスアウェイ

オープンクラス入りまでは抜群の安定感を誇っており、12回走って馬券を外したのはたったの2回という馬でした。重賞に出走するようになってからは思ったように走ることが出来ず、人気をことごとく裏切ってしまっています。2017年は使い詰めの感がありましたので、リフレッシュした状態で出走するのは久しぶりかもしれません。気分よく走れれば実力は上位だと思います。

  

≪チェックポイント≫

 

① 過去10年間で1番人気の成績が不振!荒れる重賞として有名!

過去10年間の1番人気馬の成績を見ますと、1着2回、2着1回、3着2回、4着以下が5回と半数が馬券に絡んでいるとはいえ、少し買いたくないデータになっていました。また、年齢別に見ますと、馬券の中心は4歳馬、5歳馬で、波乱を演出するのは6歳馬といった構図になっていました。1番人気馬の年齢にも注目する必要がありそうです。2017年の勝ち馬ウキヨノカゼは7歳で人気を少し落としていましたが、舞台適性を考慮しますと人気がなさ過ぎたように思えます。高齢馬でもコース適性が高い馬は積極的に買っていきましょう。

 

 1番人気(想定):フロンテアクイーン

 

② 前哨戦通りの位置づけで問題なし?中山牝馬ステークスから読み解く!

前哨戦というのも少し違う気はしますが、中山牝馬ステークスから福島牝馬ステークスと連続して使うパターンは多くなっています。中山牝馬ステークス7着以下から福島牝馬ステークスで連対した例はなく、3着まで広げましても巻き返したのは2009年13番人気3着のヤマニンメルベイユのみです。前走である程度実力が分かっていますので、前走7着以下の馬からは馬券を組み立てない方が良いでしょう。

 

中山牝馬ステークス7着以下:

  キンショーユキヒメ、ワンブレスアウェイ、エンジェルフェイス

 

③ 小回りコースを味方につけられる馬に注意せよ!脚質なら逃げ・先行!

福島競馬場は小回りコースで、差しや追込が決まるときももちろんありますが、1着馬は圧倒的に逃げ・先行馬が多い印象を受けます。配当が大きく荒れる時はダートの不良馬場でもそうですが、基本的に逃げ・先行馬が粘りこむことが多くなっています。前走4コーナーで3番手以内の馬に注目しましょう。中山競馬場や東京競馬場では厳しくても福島競馬場なら意外に走れた、なんてこともあります。

 

前走4コーナーで3番手以内:

  カワキタエンカ、フロンテアクイーン、ゲッカコウ、エンジェルフェイス

 

≪血統の小ツボ≫

 

今週は父ディープインパクト×母父クロフネのカワキタエンカに注目しました。ディープインパクトはサンデーサイレンス系、クロフネはVice Regent系で全くクロスを持たないことが多い配合です。このパターンからはステファノス、シャイニングレイ、ポルトドートウィユ、アドマイヤロブソンなど数は多くありませんが、中央競馬での活躍馬が多くなっています。クロスを持っていないため繁殖に上がっても幅の広い子を輩出できそうです。ステファノス、ポルトドートウィユを見る限り1,800~2,400mのレースで力をより発揮できるのが父ディープインパクト×母父クロフネの底力だと考えています。シャイニングレイは短距離戦戦で活躍しましたが、デビュー戦は2,000mで1着と中距離向きの血統であることは間違いありません。福島1,800mは小回りでトリッキーなコースですが、距離、血統を考えますとこの馬が強いかもしれません。

 

⇒ カワキタエンカ 中距離を難なくこなすディープインパクト×クロフネ!

 

≪注目馬≫

 

🐎カワキタエンカ

このレースは正直なところ、カワキタエンカとフロンテアクイーンの一騎打ちだと予想しました。フロンテアクイーンが回避したことでより一層カワキタエンカの期待度が高まるでしょう。前走は逃げる積極的な競馬でしたが、もともとあれくらい走れる馬なのでなぜ6番人気と評価が低かったのか今でも疑問が残っています。今年に入って福島牝馬ステークスで3走目で、疲れもないでしょうし、小回りコースならよりこの馬に展開が向くでしょう。出来れば外枠は欲しくないかもしれません。牝馬戦線ではこの馬が今年の主役になると思いますし、ここもあっさりと勝ってしまってG1の舞台で5歳世代とどこまで渡り合えるか早く見てみたいです。中山牝馬ステークスでは12秒台前半のペースでしっかり息を入れながら最後は11秒台の上がりでまとめるという後続にとっては可哀想なくらい完璧なレース運びでした。その走りを評価して推奨馬として挙げたいと思います。

 

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