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2018年プラス収支継続中です(^^)/

目黒記念2018~出走予定馬分析〜

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サウンズオブアースそろそろ重賞初制覇か?パフォーマプロミス重賞2勝目へ死角なし!重馬場得意のポポカテペトルも仕上がり上々!急成長のリッジマンが怖い存在?データでしっかりと的中させる!

 

第131回 目黒記念(G2)

東京競馬場  芝・左 2500m

4歳以上 国際 牡・牝 指定 ハンデ 

 

≪目黒記念(G2)レース展望≫

 

10レースには日本ダービー(G1)が行われ、間に11レースを挟み、最終12レースに控えるのが目黒記念(G2)です。1日に2回も同じ競馬場で重賞があるという1年に数日しかない特別な日です。過去にはヒットザターゲットやマリアライトもこのレースに彩を加えました。日本ダービーに注目がより集まるということもあり、3連単では高配当が続出している重賞ですが、サウンズオブアースやパフォーマプロミス、そして菊花賞(G1)3着のポポカテペトル、この1年で急成長を遂げたリッジマンなど好メンバーが揃いました。しっかりと馬を見て、がっちりと的中させましょう!

 

≪想定オッズ≫

 

①人 パフォーマプロミス 4.0

②人 チェスナットコート 4.7

③人 フェイムゲーム   5.1

④人 ポポカテペトル   6.2

⑤人 コルコバード    9.3

 

≪出走馬分析≫

 

🐴パフォーマプロミス

これまでキャリア12戦で6勝を挙げ、3着を外したのはわずかに3回というステイゴールド産駒です。管理するのは皐月賞をエポカドーロで制した藤原英昭調教師で、勢いに乗っています。準オープンクラスでは少し時間がかかりましたが、なんとか4戦目で勝ち上がり、前走は日経新春杯(G2)でようやく重賞初制覇を果たしました。毎レース使える上がりの脚は魅力的ですし、想定では1番人気と予想されています。

 

🐴チェスナットコート

日経賞(G2)ではあまり人気はありませんでしたが2着に好走し、そのまま天皇賞春にコマを進めるとレインボーライン、シュヴァルグラン、クリンチャーらに引けを取らず、5着と惜敗でした。今年に入って5走目ですし、距離も2,000~2,500mが合っていると思うので、好勝負が期待できるでしょう。

 

🐴フェイムゲーム

2017年の目黒記念(G2)では8番人気ながら1着に好走し波乱を演出しました。8歳ながらその能力は衰えることなく、今年に入りダイヤモンドステークス(G3)でも1番人気1着と充実しています。3ヶ月の休み明けですが、休み明けほど走る馬ですし、昨年とのローテーションに近いので人気を集める1頭となるでしょう。

 

🐴ポポカテペトル

青葉賞(G2)では4着、菊花賞(G1)では3着と間違いなく現4歳世代を牽引してきた馬の1頭です。菊花賞(G1)後は不良馬場を走ったダメージが大きかったのか、復調に2走を要しました。なんとか準オープンを勝ち、再び重賞に挑んできました。ハンデもお手頃になることが予想されますし、馬場が渋れば渋るほど面白い存在になるでしょう。

 

🐴サウンズオブアース

キャリア中2勝しかしていませんが、獲得賞金が4億を超えているという馬です。主な勝ち鞍がはなみずき賞(500万下)のみというのは寂しすぎます。ジャパンカップや有馬記念では2着に来たこともありますし、このメンバーなら実力は間違いなく上位でしょう。今年は有馬記念以来のレースとなりますが、変化を加えたことで馬自身も変わってくれればというところでしょう。

 

🐴ベストアプローチ

日本ダービー、菊花賞とクラシック3戦のうち2戦を経験しましたが、結果はあまり奮いませんでした。鋭い上がりを使うことが出来ますが、比較的前目の位置を取らないと厳しい馬ですので、枠順が大きなカギを握りそうです。今年に入り好走が目立っていますし、人気がなければ買うのもアリでしょう。

 

≪チェックポイント≫

 

① 1番人気馬の成績は良くない?馬券の買い方次第でプラスに持って行ける?

過去10年間の1番人気馬の成績を見ますと、1勝、2着5回、3着1回、4着以下3回と馬券内率70%と優秀です。しかしながら、1着回数が1回と頭で買うには少し不安が残ります。そして注目したいのが2着5回というデータです。1番人気馬を2着固定で買うのもアリかもしれません。また、1着馬の平均人気は5.8番人気と配当的には妙味があります。過去10年間では、8番人気が3勝しており今年も狙ってみる価値はあるでしょう。

 

 1番人気馬:パフォーマプロミス

 8番人気馬:リッジマン、レジェンドセラー、ベストアプローチなど…

 

② メトロポリタンステークス組に注目!好走のカギを探る!

メトロポリタンステークスで1番人気1着だった馬の目黒記念での成績を過去10年間分分析しますと、2008年2着アルナスライン、2012年1着スマートロビン、2017年2着ヴォルシェーブと好成績であることが分かりました。しかしすべてに当てはまるわけではなく、2014年5着ラブリーデイ、2016年5着モンドインテロと崩れてしまう場合もあります。掲示板を外してはいませんので、好走していることに変わりはないでしょう。メトロポリタンステークスを1番人気以外で勝利した馬の目黒記念の成績を見ますと、2011年3番人気で勝利ケイアイドウソジン(目黒記念3番人気13着)、2013年2番人気で勝利カフナ(目黒記念3番人気3着)、2015年7番人気で勝利ムスカテール(目黒記念10番人気7着)と崩れる場合が多くなっていました。今年はベストアプローチの取捨選択がカギになりそうです。

 

メトロポリタンS 1番人気1着:ベストアプローチ

 

③ 高配当のカギは粘ることのできる先行馬。4角で4位以内だと期待度◎?

2017年 ハッピーモーメント 3着 4角 3番手 13番人気 54kg
2015年 ファタモルガーナ  3着 4角 3番手 1番人気 56kg
2012年 スマートロビン   1着 4角 2番手 1番人気 57kg
2012年 トウカイパラダイス 2着 4角 3番手 7番人気 55kg
2011年 キングトップガン  1着 4角 2番手 7番人気 51kg
2011年 ハートビートソング 2着 4角 3番手 1番人気 56kg
2010年 イケドラゴン    2着 4角 1番手 9番人気 51kg
2010年 フェニコーン    3着 4角 4番手 7番人気 53kg
2009年 ミヤビランベリ   1着 4角 4番手 8番人気 55kg
2009年 ジャガーメイル   2着 4角 4番手 1番人気 57kg

 

過去10年間の目黒記念での4角での順位と人気を整理しました。4角で4番手以内につけた軽ハンデの馬が人気薄でも馬券に絡んでいることが分かります。粘ることのできる軽ハンデ馬に注目しない手はないでしょう。人気薄でも積極的に買っていきましょう。

 

粘れる軽ハンデ先行馬:ロードヴァンドールなど

 

≪血統の小ツボ≫

 

馬場が荒れつつある東京競馬場ですが、2回東京開催の最終レースということもあり荒れた馬場への適性が問われるレースとなるでしょう。近走調子のよいステイゴールド産駒に注目しました。パフォーマプロミスは父ステイゴールド、母父タニノギムレットという血統背景です。牝系を見ますと、母方にブライアンズタイムの血が入っている馬が活躍しており、母の半姉にはシルクプリマドンナがいます。馬場が渋った時や雨が降った時はロベルト系が活躍すると言いますが、パフォーマプロミス自身も雨の中行われた緑風ステークス(1600万下・東京芝2,400m)で2着と適性を示しています。前走は日経新春杯(G2)を勝利しており、なかなか簡単ではないハンデを背負わされる可能性はありますが、この馬がロベルト系の底力を見せるでしょう。

 

⇒ パフォーマプロミス 荒れた馬場でロベルト系が活きる!

 

≪注目馬≫

 

🐴リッジマン

2018年上半期の長距離戦線を牽引してきた馬の1頭です。万葉ステークス(OP)では2着と好走しましたし、次のダイヤモンドステークス(G3)でも2着に好走するなど、2017年夏から成長した馬の1頭です。前走は3ヶ月ぶりのレースということもあり、8着と大敗してしまいましたが、巻き返しは十分可能であると思います。もともと洋芝適性の高い馬で夏の北海道開催でよく馬券に絡んだ馬でしたが、2,400~2,600mではあまり崩れていません。血統を見ましてもDamascus4×3のクロスを持っています。Damascusは3,200mもこなす距離適性に幅のある馬でしたし、その馬の素質を引き継いでいると思います。馬場が荒れてきている東京競馬場でなら一発があるかもしれません。