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2018年プラス収支継続中です(^^)/

新潟大賞典2018~注目馬〜

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2017/05/07 第39回 新潟大賞典(G3)

🐴サンデーウィザード

 

 

3つ巴の1戦!ステファノス香港からの復帰戦、トリオンフ大阪杯からの巻き返しなるか?「大賞典」に強いスズカデヴィアス!どの馬から入るかをデータでしっかり見極める!~

 

第40回 新潟大賞典(G3)

新潟競馬場  芝・左 外2,000m

4歳以上 オープン 国際 ハンデ  

 

≪新潟大賞典(G3)レース展望≫

 

春の新潟開催ということでなかなか有力馬が集まらない傾向にありますが、今年は香港カップでも好走したステファノス、小倉大賞典(G3)を圧倒的な強さで勝利したトリオンフ、「大賞典」系に強いスズカデヴィアスらが出走予定に名を連ねています。3つ巴の戦いが予想されますが、割って入ってくる馬は果たしているのでしょうか?競馬には絶対はありませんので、データから穴馬を探り高配当を目指しましょう。

 

≪想定オッズ≫

 

①人 トリオンフ     3.1

②人 ステファノス    6.2

③人 マイスタイル    6.6

④人 ハクサンルドルフ  7.4

⑤人 スズカデヴィアス  9.0

 

≪出走馬分析≫

 

🐴ステファノス

芝2,000mに最も適性があるのはこの馬です。2017年12月香港カップ(G1)以来の競馬になります。2016年の香港カップ(G1)ではモーリスが勝利しましたが、3着でレースを終え、まさに「2,000m巧者」でした。同日にNHKマイルカップ(G1)が東京で行われますため、騎手が手薄になりそうですが、想定では松田騎手と発表されています。

 

🐴トリオンフ

日本に供用後、これといった産駒を出すことなく急逝してしまったタートルボウル産駒です。京都競馬場の芝2,000mでも1分59秒台で走ることが出来ていますし、距離は合っているでしょう。小倉大賞典(G3)の勝ち方も強かったですし、大阪杯(G1)は相手が強くなって初めてのレースで、かなりのスローペースでしたので、今回特に割り引く必要はないでしょう。左回りをこなせるかがカギになるでしょう。

 

🐴スズカデヴィアス

東京競馬場や京都競馬場などメインの競馬場では力を発揮できませんが、ローカル競馬場に行ってしまうとしっかりと走ってくる「ローカル巧者」です。2018年牝馬戦線を賑わせたレイホーロマンスの半兄にあたります。ラブリーデイと対等に戦えていた馬ですから、きっかけ1つで変わってきそうな馬です。長い直線は◎でしょう。

 

🐴ブレスジャーニー

2歳時、3歳時はスワ―ヴリチャード、ダンビュライトにあっさり勝ってしまうほどの馬でしたが骨折により走りに乱れが出てしまいました。しかしながら、復帰2戦目のチャレンジカップ(G3)では3着と好走しています。金鯱賞(G2)ではスローペースに飲まれてしまい、何にも出来ずにコースを回ってきただけでしたが、末脚が復活していれば新潟の長い直線で弾けそうな予感がしています。

 

🐴メートルダール

2017年新潟大賞典の3着馬です。3歳時から重賞で好走が目立ちましたが、掲示板確保が精一杯で条件戦に回りましたが、今度は馬券内が続き、少し時間がかかりましたが再び重賞戦線へ名乗りを挙げてきました。新潟、中京の芝2,000mではなかなか崩れない馬なので今回も妙味たっぷりです。

 

🐴マイスタイル

2017年の日本ダービー(G1)で歴史的なスローペースを作ってしまった馬です。かなり地味ですが、日本ダービー4着の馬です。菊花賞(G1)にも出走し、復帰戦となった福島民報杯(OP)では1,000mの通過58秒にも関わらず、2番手を追走し、自身は2着に残るという異次元の脚を持っていることを証明しました。逃げ馬不在なら逃げ切りもあるかもしれません。

 

≪チェックポイント≫

 

① OP特別組の取捨選択はどうするのがベスト?着順重視でOK!

ステップレースとして重要なのが福島民報杯(OP)や六甲ステークス(OP)などのOP特別ですが、そのレースでの着順が4着以下だった場合、新潟大賞典では馬券絡みが1回もありませんでした。OP特別ですから、やはりそこで馬券に絡めないと重賞では厳しい戦いを強いられそうです。特に福島民報杯(OP)組は、2017年1着サンデーウィザード、2016年3着シャイニープリンス、2015年1着ダコールなど3年連続で馬券に絡んでいます。今年も注意が必要でしょう。

 

 OP特別3着以内:マイスタイル

 

② トップハンデ馬に注意せよ!過去10年間で好走したのは…?

過去10年間のトップハンデ馬の成績について調べましたところ、57kg以上で走したのは2007年3着ヴィータローザ(57kg)、2015年1着ダコール(57kg)、2着ナカヤマナイト(57kg)の3頭だけでした。また、ハンデが57.5kgを超えたケースを調べますと、1頭も馬券に絡んでいませんでした。あのローズキングダムでさえも、58kgでは力を発揮できませんでした。2018年は圧倒的実績上位のステファノスがトップハンデと予想されます。57.5kgを超えた場合は注意が必要です。

 

トップハンデ馬:ステファノス

 

③ 馬齢にも注目せよ!高齢馬も好走するケース目立つ!

過去10年間の馬券内馬30頭を調べますと、4歳から8歳まで幅広く馬券に絡んでおり、これといった傾向は掴めませんでした。人気を落としがちな高齢馬は馬券に加え、過剰人気な4歳馬を切っていくスタイルが良いかもしれません。なかでも2017年2着に好走したマイネルフロストは6歳ながらローカルでは実績上位の馬でした。実績がある高齢馬に注意しましょう。

 

実績上位の高齢馬:スズカデヴィアス、ステファノスなど

 

≪血統の小ツボ≫

 

新潟競馬場の2,000m外回りコースはかなり長い直線があり、差し馬が揃って外を走りたがるトリッキーなコースですが、これといった強い血統は見つかりませんでした。かといって分析しないのも良くないと思うので、ハクサンルドルフの血統をピックアップしました。父アドマイヤムーン、母キングスミール、母父Theatricalという血統です。母父はNureyevの産駒です。同じ配合パターンからは3歳戦で活躍中の短距離馬リンシャンカイホウがいます。母母父Nureyevのパターンからは、ルナフォンターナがおり、こちらも1,200m~1,600m距離で力を発揮した馬でした。父アドマイヤムーンの産駒が母方からNureyevの血を補った場合は短距離馬に出やすいということが分かります。ハクサンルドルフはそれらの瞬発力を引き継ぎながら、母父のTheatricalの距離延長の血を受け継いだ形になり、2,000mでも苦にしないのでしょう。スピードとスタミナを併せ持ったハクサンルドルフに注目してみるのはどうでしょうか?

 

⇒ ハクサンルドルフ 瞬発力を新潟競馬場で生かせ!

 

≪注目馬≫

 

🐴トリオンフ 

大阪杯(G1)ではあまり人気せず美味しいかな?と思いましたが、人気通りの結果になってしまいました。スローペースを嫌って、道中スワ―ヴリチャードに併せながら上がっていったのが結果的にはマイナスに働いてしまいました。あれは勝ちに行っての競馬ですからイチかバチかを田辺騎手が判断して仕掛けてのものです。特に割引必要はなく、定石通りの先行位置に取りつきながら、4コーナーの入りあたりから徐々にペースを上げていけば問題なく勝つことが出来るでしょう。しかし新潟競馬場は初めてですし、左回りも初めてです。ジワジワとした脚を使えるタイプで、直線が長くても苦にしないでしょう。