オークストライアルとして価値の高い1戦!サトノワルキューレ絶好調でオークス出走なるか?オハナも負けていないしロサグラウカ、レーツェル、サラキアのノーザン勢も実力差なし!~
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第53回 サンスポ賞フローラステークス
(オークストライアル)(G2)
東京競馬場 芝・左 2,000m
3歳 国際 牝 指定 馬齢
≪フローラステークス(G2)レース展望≫
牝馬クラシック1冠目である桜花賞(G1)ではアーモンドアイが他を寄せ付けない末脚で快勝し、リフレッシュ放牧に入りました。ルメール騎手が「トリプルクラウンを目指せる」と話していますように、アーモンドアイはもちろんオークスにも出走してくるでしょう。オークストライアルとして東京競馬場の2,000mで行われるのが、フローラステークス(G2)です。2017年は12番人気ながら快勝したモズカッチャンがオークス2着、エリザベス女王杯1着とG1の階段を上りました。今年はどんな女王が誕生するのでしょうか。目が離せない1戦となりそうです。
≪想定オッズ≫
①人 オハナ 5.0
②人 サトノワルキューレ 5.2
③人 ロサグラウカ 6.3
④人 ノームコア 6.8
⑤人 レーツェル 7.4
⑥人 センテリュオ 7.8
⑦人 レッドベルローズ 8.2
⑧人 ノーブルカリナン 8.8
⑨人 ウスベニノキミ 11.2
⑩人 ロクセラーナ 12.3
≪出走馬分析≫
🐎オハナ
父ディープインパクト、母ハウオリ、母父キングカメハメハという「いかにもな」金子真人氏の所有馬です。東京、中山のマイル戦で2勝しており、無敗で向かったクイーンカップ(G3)では、直線で進路を見つけるのに手間取ってしまい、伸びあぐねての4着に終わりました。マイルからの延長はプラスになるでしょう。
🐎サトノワルキューレ
デビュー戦は京都の芝1,800mでしたが、重馬場のなか2番手から抜け出す走りは着差なしもインパクトは小さくありませんでした。2戦目ではオークスを見越しての2,400m戦に出走しましたが3着に終わりました。人気を少し落としたゆきやなぎ賞(500万下)では快勝し、やはり2,400m戦には強い印象です。鞍上はデムーロ騎手を予定しています。
🐎ロサグラウカ
父はルーラーシップ、母はローザブランカという良血馬です。ローザブランカはオークス2着、フローラステークス3着と長距離を苦にしませんでしたし、叔父のローズキングダムはジャパンカップ1着を含む6勝を挙げています。この馬は血統的にも魅力たっぷりですし、ルーラーシップ産駒ということで、エアグルーヴの血を引き継ぐ貴重な存在です。
🐎ノームコア
2017年ブレイクしたモズカッチャン、ディアドラと同じハービンジャー産駒です。前走のフラワーカップ(G3)では、昨年9月以来の実戦で馬体も増えていましたが、好位追走し、3着に好走しました。馬格がしっかりしており、開幕週の東京競馬場で楽に前目の位置を取れれば粘り込みも可能でしょう。
🐎レーツェル
キャロットレーシングで募集された馬ですが、一口価格は3万円とそれほど高価ではありませんでした。しかしながらデビューから2連勝を飾り、早くも会員にプラス収支を提供するという会員にはたまらない、マンハッタンカフェ産駒です。喉に不安がありましたがオークスを目標に帰ってきました。福島競馬場しか走っておらず適性が掴めないだけに、味のある存在でしょう。
🐎レッドベルローズ
新馬戦を勝利し、フェアリーステークス(G3)ではあのプリモシーンに敗れての3着、続くクイーンカップ(G3)では直線で不利があり10着と大敗し、桜花賞への切符を逃してしまいました。しかし、条件戦に戻った前走は3コーナーから早めに前を飲み込み、直線ではさらに引き離すという好内容でした。直線の長い競馬場ではもっと末脚を発揮できそうです。
≪チェックポイント≫
① 過去10年間で1番人気は4勝、2着1回と連対率50%!今年も軸にしたい!
過去10年間の勝ち馬の人気を分析しますと、1番人気馬の好成績が目立ちました。2008年レッドアゲート、2010年サンテミリオン、2012年ミッドサマーフェア、2013年デニムアンドルビー、と1番人気を裏切らない走りをしていました。2着にも1回入っており、過去10年間で見ますと50%の連対率ですが、走りは極端です。馬券に絡まない年は3着以内がありませんし、下位の着順で終わることも少なくありません。1番人気馬を思い切って消してみた馬券も面白そうです。
⇒ 1番人気(想定):オハナ、サトノワルキューレ
② 過去5年間はディープインパクト産駒が不振!いよいよ世代交代か?
2013年は1着がデニムアンドルビー、2着がエバーブロッサムとディープインパクト産駒のワンツー決着となりましたが、2014年以降は2016年3着アウェイク、2017年3着フローレスマジックと3着が精一杯となっていました。特に、2017年はハービンジャー産駒のワンツーで大いに注目を集めただけでなく、大波乱を演出しました。いよいよディープインパクトから別の種牡馬への世代交代がやってきたのかもしれません。サンデー系のマンハッタンカフェ産駒や、非サンデー系のキングカメハメハ産駒、ルーラーシップ産駒に高配当の活路を見出してみましょう。
⇒ マンハッタンカフェ産駒:レーツェル
⇒ キングカメハメハ産駒:ロクセラーナ
⇒ ルーラーシップ産駒:ロサグラウカ
③ 前走距離は1,800mが最適?2,000m初挑戦も割引は不要!
過去10年間の馬券内馬30頭のうち、17頭が前走で1,800mを走っていました。続くのはマイル組、2,000m組でしたが、圧倒的に1,800m組が好走しています。正直200mの延長では折り合いに関してそう大きく変わりはないと思いますし、納得がいきます。1,600mですと、ワンターンのことが多く息の入れ方などがしっかりしていないと厳しい印象があります。
⇒ 前走1,800m:レーツェル、センテリュオ、アストラサンタン、ラブラブラブ
≪血統の小ツボ≫
いよいよ中山開催が終わり、東京開催に舞台を移し、日本ダービーまで一直線で駆け抜けるホースマンの初夏が始まります。今回注目したのはロサグラウカです。父ルーラーシップ、母ローザブランカ、母父クロフネという配合で、クロスは持っていません。現代競馬においてクロスの考えが重視されてきましたが、なぜ大手のノーザンファーム出産馬にクロスが入っていないのでしょうか?その答えは実は簡単で、母馬になったときに種牡馬を幅広くつけられるようにするためなのです。父ルーラーシップ、母父クロフネではクロスを持ちません。ロサグラウカとほぼ同じ配合の馬に桜花賞3着のリリーノーブルがおり、母母父がサンデーサイレンスです。この配合の馬は2015年から増えてきており、今後も増えていくことが予想されます。青田買いしておきましょう!
⇒ ロサグラウカ これから間違いなく注目を浴びる配合!
≪注目馬≫
🐎サラキア
ディープインパクト産駒ですが、ここは好調のシルクレーシングの馬ということで期待しています。前走は、リリーノーブル、ラッキーライラックらとともにチューリップ賞に出走しましたが、痛恨の出遅れとなり、若さが出たレースとなってしまいました。もちろんマイルで出遅れはあのメンバーで取り返せるわけもなく、よく4着までたどり着いたという内容でした。今回は400m延長しますし、出遅れに不安があっても道中で十分取り返しが可能です。また、チューリップ賞でも末脚は上がり4位(上がり1位から3位は同タイム)で0.1秒しか違いませんでしたし、直線の長い府中でこそこの馬の良さが生きるでしょう。
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