2018 ドバイシーマクラシック(G1)
メイダン競馬場 芝・左 2,410m
南半球産馬3歳以上 北半球産馬4歳以上 国際 オープン
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≪ドバイシーマクラシック(G1)レース展望≫
圧倒的支持を集めていた欧州最優秀3歳牡馬クラックスマンが出走を回避したことで、優勝争いをより熾烈なものにしています。ドバイシーマクラシックは過去に日本馬が15頭挑戦し、ステイゴールド、ハーツクライ、ジェンティルドンナが勝利を収めています。2016年はドゥラメンテ2着、ラストインパクト3着とワンツーまであと一歩でした。過去に日本馬のワンツーが見られたことはないので、そちらにも十分期待がかかる一戦です!
≪想定オッズ≫
①人 クロスオブスターズ 3.5
②人 ポエッツワード 5.5
③人 レイデオロ 6.0
④人 サトノクラウン 8.0
⑤人 ホークビル 11.0
⑥人 アイダホ 11.0
⑦人 カーリッド 11.0
⑧人 フロンティアズマン 11.0
⑨人 モズカッチャン 15.0
⑩人 ベストソルーション 17.0
※3月24日土曜日ブックメーカーオッズより
≪出走馬分析≫
🐎クロスオブスターズ
Sea the Stars産駒の5歳牡馬です。2歳時にクリテリウムドサンクルー(G1・2,000m)で2着に入線するなど常に世代トップを牽引してきました。3歳に入ってからはフォルス賞(G3・芝2,000m)、グレフュール賞(G2・芝2,000m)と連勝し、イギリスダービー(G1・芝2420m)では8着大敗、その後迎えたパリ大賞(G1・芝2,400m)でも3着と歯がゆい競馬が続きます。4歳になってからは凱旋門賞(G1・芝2,400m)2着、前哨戦のフォワ賞(G2・芝2,400m)2着と堅実に走り、現在1番人気に支持されています。
🐎ポエッツワード
血統表をたどりますと、父の牝系にダンシングブレーヴがいるという日本競馬の影響も受けている馬の1頭です。直近の香港カップ(G1・芝2,000m)にも出走しましたが、ネオリアリズム、ステファノス、スマートレイアーらに次ぐ6着で入線しています。日本馬にとっては戦いやすい相手かもしれません。
🐎レイデオロ
京都記念(G2)ではクリンチャーに直線で突き放されてしまい、3着に敗れましたが、もともとドバイを目標に仕上げてきているので問題ないでしょう。直前の日本での追い切りもしっかり動けていますし、好勝負が期待されます。日本ダービー、神戸新聞杯、ジャパンカップと2,400mのレースでこの馬は活きてくるので、しっかりとタイトルを獲ってくれるでしょう。
🐎サトノクラウン
名手ムーアが「この馬は強い」と太鼓判を押した馬ですが、天皇賞秋(G1)で2着以来は、思った通りの競馬が出来ていません。思えば、天皇賞秋はかなりの不良馬場でしたし、その分の疲労が、ジャパンカップ、有馬記念と抜けきらなかったことも原因の1つとして挙げられそうです。しっかりとリフレッシュを挟んでの変わり身に注目しましょう。
🐎ホークビル
日本で徐々に活躍馬が出てきているKitten's Joy産駒です。G1タイトルはエクリプスステークス(G1・芝2,000m)のみですが、58kgを背負ったプリンスオブウェールズステークス(G2・芝2,400m)でしっかりと勝利するなど、強さを見せています。ドイツ、カナダのG1でもそれぞれ2着に入っており、相手なりに走れそうです。
≪チェックポイント≫
① これが世界の血統だ!過去5年間の勝ち馬には実は○○がない方が良かった?
日本の血統、アイルランドの血統、フランスの血統と、当然ですが馬の種類・質も違いますが血統に関する考え方も違います。サンデーサイレンスの血の飽和が始まりつつある日本馬にとっては厳しいデータがありました。過去5年分のドバイシーマクラシック勝ち馬を分析しますと、2頭が5代目までのクロスを持っていませんでした。5×5のクロスしかない馬も含めますと半数以上の3頭がクロスなし、持っていてもかなり薄めのクロスしか持っていません。今年もクロスの持っていない馬、持っていても5×5程度の馬を積極的に狙っていきたいと思います。
⇒ クロスなし、あるいは5×5のみ!:ポエッツワード、フロンティアズマン
② 近年好走が目立つヨーロッパ勢!フランス、イギリスは外せない?
過去5年分の3着内馬の調教国をみますと、日本勢が1着1回、2着2回、3着2回に対し、イギリスは1着2回、2着0回、3着2回、フランスは1着1回、2着2回、3着0回とそれほど差はありません。日本勢vsヨーロッパ勢の構図となり、2013年1着馬がアイルランド、3着がカタールでそれぞれ調教をしている馬で、それ以降は3着以内には入ってきていません。日本勢かヨーロッパ勢から馬券を組み立てたいですね。
⇒ 日本勢:レイデオロ、モズカッチャン、サトノクラウン
⇒ ヨーロッパ勢:クロスオブスターズ、ポエッツワード、ホークビル、アイダホ、フロンティアズマン
③ 迷ったら牝馬を買いましょう!圧倒的な3着内率の差が!
2013年ジェンティルドンナ(1番人気2着)、2014年ジェンティルドンナ(2番人気1着)、アンビヴァレント(15番人気3着)、2015年ドルニヤ(5番人気1着)、2017年セブンスヘブン(5番人気2着)と牝馬の好走例が多くなっています。人気薄でも注意したいですね。牝馬全体でみましてもおよそ半分が3着以内に入っていますので、牝馬はぜひ加えておきましょう。
⇒ 牝馬:モズカッチャン
≪血統の小ツボ≫
※チェックポイント①をご参照ください。。
≪推奨馬≫
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