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オークス(優駿牝馬)2018~注目馬〜

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2017/05/21 第78回 オークス(優駿牝馬)(G1)

優勝馬 🐴ソウルスターリング

 

偉大な父にオークス勝利をもたらすのはどちらか?アーモンドアイ死角なし!ラッキーライラックはリベンジに燃える!サトノワルキューレはディープインパクトの価値を維持できるか?3強で良いのかデータでしっかり分析!

 

第79回 優駿牝馬(オークス)(G1)

東京競馬場  芝・左 2400m

3歳 国際 牝 指定 馬齢 

 

≪優駿牝馬(オークス)(G1)レース展望≫

 

いよいよ3歳牝馬にとって夢の舞台がやってきました。樫の女王はどの馬になるのか。日本ダービーを来週に控えており、ワクワクが止まらない2週間になりそうです。絶対王者のアーモンドアイに対して、桜花賞ではあっさりと交わされてしまったラッキーライラック、前哨戦を快勝したサトノワルキューレらが立ち向かいます。桜花賞では力を発揮できなかった馬たちも立て直して、ここを目標に仕上げてきています。海外を視野に入れている馬もいるようです。馬券を当てるのも良いですが、何より記憶に残るレースにしたいものです。

 

≪想定オッズ≫

 

①人 アーモンドアイ   2.0

②人 ラッキーライラック 2.7

③人 サトノワルキューレ 4.5

④人 リリーノーブル   13.5

⑤人 マウレア      22.2

 

≪出走馬分析≫

 

🐴アーモンドアイ

新馬戦2着のあとは未勝利、シンザン記念、桜花賞と3連勝でオークスでは2冠がかかります。父はロードカナロアで、オークスを勝てば初年度産駒からオークス馬が誕生したということになります。桜花賞では33秒2の強烈な末脚で余裕十分の勝利でした。母フサイチパンドラはこのレース2着でしたし、母のリベンジも果たしたいところですね。

 

🐴ラッキーライラック

阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を勝利し、桜花賞トライアルのチューリップ賞を完勝し、本番を迎えましたが、アーモンドアイの末脚に屈してしまい、2着でした。石橋騎手の騎乗にいろいろ言う人が多かったみたいですが、個人的には完璧な騎乗だったと思います。武豊騎手が「オルフェ―ヴルは2,400mで世界最強」と言ったように、距離が伸びて父のように2,400mで最強の称号を手にできるでしょうか

 

🐴サトノワルキューレ

桜花賞が終わった後、この世代に流れたのは2強ムードでした。ディープインパクト産駒は弱い世代と言われ、オークストライアルのローズステークス(G2)で33秒4の脚で快勝したのがサトノワルキューレでした。心配なのが馬体重です。デビュー戦は462kgとまずまずの馬格でしたが、レースを使うたびに減っており、当日の増減には注意したい1頭です。

 

🐴リリーノーブル

父ルーラーシップ×母父クロフネという注目を浴びるニックスを持つ馬です。阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)2着、チューリップ賞3着、そして桜花賞3着と怪物のような2頭(アーモンドアイ、ラッキーライラック)がいなければとっくにG1を獲ることが出来ているだけに悔しいレースが続きます。芝2,400mはどの馬も未経験ですし、自分のペースで走ることが出来れば一発があるかもしれません。

 

🐴トーセンブレス

阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)4着馬です。フラワーカップ(G3)では、3番人気2着と好走し、桜花賞に向かうと道中後方を進みながら34秒の上がりで2着のラッキーライラックに0秒4差まで迫りました。距離が伸びるのは間違いなくプラスですし、直線が長いとなれば重い印を回さない訳にはいかないでしょう。

 

🐴パイオニアバイオ

母はアニメイトバイオで、オークスは4着に敗れています。また、母は父ゼンノロブロイ、母母レーゲンボーゲンということで、先月天皇賞春を制したレインボーラインの半姉という血統です。レース後に靭帯を痛めてしまったレインボーラインの分まで頑張ることが出来るでしょうか。

 

🐴オールフォーラヴ

 母レディアルバローザはロードホースクラブの繁殖牝馬として毎年良馬を送り出しています。父ディープインパクトで母父がキングカメハメハの配合で2,400mを得意にしない訳がないという血統です。前走忘れな草賞(OP)では少しタイムが平凡ですが、勝ち方は良かったですし、一泡吹かせたいところです。

 

🐴フィニフティ

デイリー杯クイーンカップ(G3)ではテトラドラクマに敗れてしまいましたが、走り自体はこの世代トップクラスでした。桜花賞に出走しましたが、12着と大敗しています。しかしながらこれは何も問題ではなく、血統的なものだと思います。ステファノスの全妹でこの馬も2,000~2,400mで力を発揮するタイプでしょう。人気を落とすのでかなりおススメです。

 

≪チェックポイント≫

 

① 抜群の安定感を誇る1番人気馬は馬券から外せない?

過去10年間の1番人気馬の成績をみますと、1着4回、2着2回、3着1回、4着以下3回という安定感で馬券内率70%でした。G1でこれだけの馬券内率をキープするのはなかなか難しいはずです。古馬と異なり、能力差がはっきりしているというのも影響しているでしょう。2013年から2017年まで1番人気馬は一口馬主クラブ所属馬でした。2013年から2016年はキャロットクラブの馬で、2017年は社台サラブレッドクラブでした。牝馬に強いキャロットクラブに注目するのもアリです。

 

 1番人気馬:アーモンドアイ

 キャロットクラブ馬:フィニフティ

 

② 桜花賞・ローズステークス組が圧倒的な連対率!別路線は厳しいか?

過去10年間の馬券内馬30頭を調べましたところ、桜花賞組が18頭、フローラステークス組が9頭、その他の路線からは皐月賞が1頭、忘れな草賞が2頭とかなりのメンバーが桜花賞・フローラステークスのどちらかでした。この2つの路線を無視することは出来ないでしょう。そして別路線はあまり考慮しなくていいかもしれません。世代での順位付けはもうほとんどされているので、素直にステップレースに従いましょう。

 

桜花賞組:アーモンドアイ、ラッキーライラック、マウレア、リリーノーブル、トーセンブレスなど

フローラステークス組:サトノワルキューレ、パイオニアバイオ、ノームコアなど

 

③ 波乱の主役は忘れな草賞!絡むときは必ず勝利している!

波乱を起こしているのは過去10年間で2勝を挙げている忘れな草賞組です。2011年エリンコート(7番人気1着:単勝3,720円)、2015年ミッキークイーン(3番人気1着:単勝680円)と配当的にも美味しい結果になっています。前述の2頭は忘れな草賞の勝ち方も強かったので狙える要素がありましたが、2017年のハローユニコーンはタイムで劣っていました。やはりオークスでは二桁着順に敗れました。今年はオールフォーラヴですが、ハナ差での勝利ということもあり割引が必要かもしれませんが、長い目で見ますと明暗を分けるハナ差であったかもしれません。

 

忘れな草賞組:オールフォーラヴ

 

≪注目馬≫

 

◎🐴ラッキーライラック

桜花賞ではアーモンドアイの末脚にやられましたが、前目の位置で競馬をして2着に残せたことはこの馬が並大抵の馬ではないことを証明しています。その証拠として逃げたコーディエライトが16着、2番手追走のツヅミモンが9着、同じ3番手を走っていたアンヴァルが最下位の17着と前が総崩れしています。タイムを見ましても1,000mの入りが58秒でハイペースに巻き込まれてしまった形でした。オークスは距離が長くコーナーが4つあることもあり、基本的にはスローペースに落ち着くでしょう。スローからのよーいドンは阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)の時に経験しています。どの位置からも競馬が出来るのは強みですが、アーモンドアイに脚を使わせる競馬をして欲しいですね。桜花賞のリベンジに期待して注目馬としてピックアップしました。