デムーロ好きな競馬予想ブログ

2018年プラス収支継続中です(^^)/

鳴尾記念2018~出走予定馬分析〜

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ここをステップに目標は宝塚記念!マルターズアポジー真価が問われる1戦!タツゴウゲキはこの季節が得意で印が集まりそう!サトノノブレス年齢的な衰えを感じさせない走り!データでしっかりとプラス収支に持って行く!~

 

第71回 農林水産省賞典

鳴尾記念(G3)

阪神競馬場  芝・右 2000m

3歳以上 国際 特別 別定 オープン 

 

≪鳴尾記念(G3)レース展望≫

 

宝塚記念(G1)に直結する重賞として重要な1戦となるでしょう。6月はじめということですが、日に日に気温は上昇しつつあり、夏競馬の到来を感じさせるコンディションに近づいてきました。夏競馬の主役たちはこのレースから始動という馬も少なくなく、ハイレベルな1戦になることは間違いありません。好調の一口馬主クラブが送り出すトリコロールブルー、夏競馬の主役タツゴウゲキ、急逝した父ゴスホークケンのためにも頑張りたいマルターズアポジーなど目が離せません。しっかりとデータを分析し、プラス収支を目指していきましょう。

 

≪想定オッズ≫

 

①人 トリコロールブルー 4.7

②人 トリオンフ     5.3

③人 タツゴウゲキ    7.1

④人 マルターズアポジー 8.4

⑤人 モンドインテロ   10.2

 

≪出走馬分析≫

 

🐴トリコロールブルー

オークスをアーモンドアイで制するなど好調が続くシルクレーシングの持ち馬です。新馬勝ちを収めるなど早くから才能を開花させていた馬で、スプリングステークス(G2)、青葉賞(G2)をそれぞれ3番人気、2番人気と支持されながらも掲示板確保が精一杯で、皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)には出走できませんでした。札幌競馬場であっさりと条件戦を快勝し、菊花賞(G1)ヘ向かうも不良馬場では力を発揮できず、惨敗を喫しました。それでも近走2走は上がり最速をマークし2連勝を挙げていますし、200mの延長もプラスと捉えていいでしょう。

 

🐴トリオンフ

1番人気と支持を集めた新潟大賞典(G1)では少し残念な結果となりました。それでも小倉大賞典(G3)の勝ち方は評価していいでしょう。そして迎えた大阪杯(G1)では勝ったスワ―ヴリチャードの捲りについていった結果最後に脚が上がってしまっただけであり、悲観する内容ではありません。新潟大賞典(G3)も逃げ・先行馬が62秒台のスローペースで逃げ粘ってしまったもので、この馬自身の走りは出来ていました。今回は逃げる馬もいそうなので、展開次第では突き抜けが可能でしょう。

 

🐴タツゴウゲキ

2017年度サマー2,000シリーズチャンピオンとなった馬で、2,000mの適性と夏競馬への適性が凄まじい馬です。血統を見ましても父マーベラスサンデー、母父Singspielという良いところをしっかりと受け継いでいる印象を受けました。ポイントとなるのは長期休み明けという点でしょう。過去に2回経験していますが、1着、10着とつかみどころのないデータだけに取捨選択がカギとなりそうです。

 

🐴マルターズアポジー

キタサンブラックが種牡馬入りした今は逃げ馬としてこの馬に並ぶものはいないでしょう。2017年はマイルへの可能性を見出し積極的にマイルを試しましたが、関屋記念(G3)勝利後は再びコーナー4つのレースに戻ってきました。ハイペース逃げが出来る馬で2番手、3番手につけても最後は粘られてしまう少し厄介な馬かもしれません。

 

🐴モンドインテロ

この馬も夏競馬に向けてしっかりと調整している馬の中の1頭です。札幌競馬場で行われた札幌日経OPの勝ち方は圧倒的でしたが、その後は鳴かず飛ばずで結果的にはメンバーに恵まれただけという印象でした。前走は目線を変えてダートを試しましたが結果は惨敗…。再び芝に戻してどこまでやれるかに注目が集まる再起の1戦となりそうです。

 

🐴アメリカズカップ

不良馬場が得意なきさらぎ賞(G3)勝ち馬です。これまでマイル~1,800mを中心に走ってきた馬ですが、近走はしっかりと上がりの脚を使えるようになり距離延長は間違いなくプラスです。陣営としては雨が降って欲しいところでしょう。6月の頭で梅雨入りが前倒しになればアタマまでありそうな怖い存在です。

 

≪チェックポイント≫

 

① 上位人気馬で脅威の7勝!逆らうのは厳しそう?

過去10年間の1番人気馬の成績を見ますと2勝、2着3回、3着1回、4着以下4回でした。2番人気馬の成績を見てみますと3勝、2着1回、3着1回、4着以下5回、さらに3番人気馬の成績は2勝、2着1回、3着1回、4着以下6回となっていました。3番人気以内で7勝を挙げており人気に逆らうのは適作とは言えないでしょう。1番人気は2着の回数も多くあまり崩れないので馬連の軸にしても良いでしょう。

 

 1番人気馬(想定):トリオンフ、トリコロールブルー

 

② 騎手なら○○騎手を押さえるに限る!絶対馬券に加えましょう!

過去10年間、このレースと相性の良い騎手を見つけてしまいました。2010年ルーラーシップ、2015年ラブリーデイでこのレースを勝利している岩田康誠騎手です。10年間毎年このレースに乗鞍がありましたが、馬券を外したのはたったの3回だけでした。外した馬も8番人気、8番人気、8番人気とそもそもあまり評価されていなかった馬でしたので人気通りに走らせたというところでしょう。騎乗馬平均人気が5.9人気にであるのに対し、平均着順が4.5着という安定っぷりです。2008年12番人気3着ドリームガードナー、2014年9番人気2着アドマイヤタイシなど人気薄でも3着以内には持ってきます。今年も目が離せないでしょう。

 

岩田康誠騎手騎乗馬:トリコロールブルー

 

③ コース適性は◎のディープインパクト産駒!回収率は低いが…

3歳クラシックではあまり主役になれきれていないディープインパクト産駒ですが、得意な条件、苦手な条件はどの馬にもつきものです。阪神競馬場の芝2,000mはディープインパクト産駒との相性が良く、勝率もダントツで1位です。しかしながら、人気する傾向にあるため回収率の面ではやや分が悪くなっています。鳴尾記念に出走を予定しているディープインパクト産駒はサトノノブレス、モンドインテロです。サトノノブレスは人気はしませんし、モンドインテロも前走ダートで大敗を喫しており、それぞれ前走より人気を落とすでしょう。血統の後押しを受けて3着以内を確保できるでしょうか?

 

ディープインパクト産駒:サトノノブレス、モンドインテロ

 

≪血統の小ツボ≫

 

数少ないタートルボウル産駒のトリオンフを血統から見直したいと思います。前走の新潟大賞典(G3)では4着とらしくない走りでした。直線が長すぎてもトリオンフには良い方向には働かないようです。しかしながら33秒台の末脚を使えたことは評価しなければいけません。血統ではサンデーサイレンス系が馬券内の多くを占めますが、タートルボウルなどに代表されるNorthern Dancer系も負けず劣らずという印象です。フレンチデピュティ産駒、チーフベアハート産駒、Singspiel産駒などNorthern Dancer系の馬も馬券に絡み、鳴尾記念との相性がそこまで悪くないということを示唆しています。クロスもNorthern Dancer4×5×5のみで手頃ですし、母父ダンスインザダークでサンデーサイレンス系も含まれているのでここでは血統の後押しを十分に受けられるでしょう。

 

⇒ トリオンフ Northern Dancer系は相性悪くない!

 

≪注目馬≫

 

🐴マルターズアポジー 

父ゴスホークケンが13歳で急逝してしまいました。朝日杯フューチュリティステークス(G1)勝ちを収めただけあって、昨年マルターズアポジーは関屋記念(G3)を勝利しました。しかし、本来この馬の良さは2,000m以上で生きると思います。コーナーが4つであればしっかりとタメをつくることが出来ますし、かなりのハイペースでハナを切ることが出来る力を持っています。中山記念(G2)でも3着と粘っていますし、2着のアエロリットがヴィクトリアマイル(G1)で4着であったことからも中山記念のレベルの高さが伺えます。暑くても気にしない馬ですし、人気も落ち着くと思うのでここをしっかり獲ってプラス収支にしましょう!